ニキビはコーヒーを飲むと増える?因果関係と正しい飲み方を紹介!
「コーヒーを飲むとニキビが増える」
という話を聞いたことはありませんか?
そんなまさか!?と思ってしまう都市伝説みたいな話ですが、
あながち嘘でもないみたいなんです。
好きな方にとっては一年通して飲みたい飲み物でしょうから、
気になってしまいますよね。
そこで今回は、ニキビとコーヒーの因果関係と、
正しコーヒーの飲み方などをご紹介します。
そもそもニキビとは
日頃から私たちがニキビって呼んでいるこの症状、じつは尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)という皮膚の病気です。
過剰な皮脂の分泌によって、毛穴の出口が角化して詰まり、ニキビ菌が炎症を起こします。それにより膿ができる。
これがニキビというわけです。
コーヒーでニキビが出来る原因は?
結論から言うとコーヒーそのものがニキビに関係あるわけではありません。
ニキビと関係があるのは「カフェイン」なんです。
カフェインのを摂取した時の作用として、「利尿作用」があります。
トイレに行く回数が増えるのはこの利尿作用があるからなんです。
そして、この時、ビタミンを尿とともに排出してしまうのです。
実はここが大きな原因。
ビタミンBやビタミンCは特に肌にとって大事な栄養分で、肌を健やかに保つために必要なビタミン類やミネラルが不足すると、ニキビの悪化やニキビができやすい状況を作り出してしまうということだったんです。
ビタミンBには「脂質代謝作用」というものがあるのですが、これはニキビの原因となる皮質の過剰分泌をコントロールしてくれる働きがあります。
一方のビタミンCには肌再生のためのコラーゲン生成を助長する働きがあり、これが不足すると健やかな肌に生まれ変わることができなくなってしまいます。
胃腸不良によるニキビとコーヒーの関係
食べ過ぎてしまった日の翌日、気づくとニキビができているなんてことありませんか?
胃腸が疲れてしまっている時、ニキビはできやすくなるといわれているのですが、実はここにもコーヒーとニキビの因果関係が隠れています。
コーヒーのカフェインは、胃酸の分泌を促進するため、摂り過ぎると胃腸が荒れ、お肌に大きく影響を受けます。そのため、ニキビの原因となってしまうのです。
ニキビを増やさずコーヒーを飲む方法
コーヒーを飲むとニキビが増えるかもしれないからといって、大好きなコーヒーを全く飲まないってのはつらいですよね?
でも、少し飲み方を意識するだけで我慢しなくてもよくなるので、
その方法を見ていきましょう。
缶コーヒーを飲まない
缶コーヒーなど長期保存できるコーヒー飲料には、様々な添加物含まれています。
牛乳だけではなく油から作ったミルク、糖分が多く入っていて、皮脂を過剰に分泌させてしまいます。お肌だけではなく、健康面でもよくありません。
ブラックコーヒーであっても乳化剤が含まれており、代謝を低下させてしまうので、たくさん飲むのは控えましょう。
砂糖を入れないようにする
コーヒーを一日に2杯くらい飲み、スプーン1杯ほどの砂糖を加えるのは問題ありませんが、たくさん飲めばそれだけ糖分も増えてしまいます。
砂糖は皮脂の分泌を抑えるビタミンB群を大量に消費してしまうため、皮脂をどんどん過剰分泌させてしまうのです。
どうしても甘みが欲しいときは
- 砂糖の代わりにハチミツを入れる
- シナモンを入れて風味をつける
- オリゴ糖をつかう
という方法に変えてみましょう。
ソイラテにする
コーヒーミルクもニキビの原因になります。
ミルクに含まれる脂肪分の摂取が皮脂の過剰分泌につながってしまい、毛穴の中に皮脂の汚れが詰まってニキビができやすくなってしまうんです。
そこでおすすめなのが「ソイラテ」です。
ミルクを入れずに豆乳を入れれば、豆乳の甘みがあるので砂糖なしでも美味しくいただけます。
さらに豆乳に含まれる大豆イソフラボンには女性ホルモン類似の働きがあり、ニキビの原因とされる男性ホルモンの働きを抑え、ニキビになりりくくする作用が期待できますよ。
カフェインレスコーヒーを飲む
カフェインによる影響でニキビが増えてしまうわけですから、カフェインレスコーヒーに変えればその影響はありません。
正直、以前はあまり美味しくないというか、物足りなさを感じましたが、最近は技術の進歩により、普通のコーヒーとそこまで味が違わないし、何より安心して飲むことができるようになりました。
妊婦さんでも、子供でも飲めるコーヒーでもあるので、
おすすめの飲み方の一つです。
飲む量を減らす
ニキビを引き起こすコーヒーに含まれるカフェインの量は一日300mm以下に抑えておきましょう。
3杯までは飲めることになります。
ニキビ対策としては少し控えめにしておくと安心ですね。
まとめ
毎日コーヒーを飲む方にとっては、我慢することがストレスになり、そこから肌荒れやニキビの原因になることもあります。
ちょっとした意識を持つだけで、大好きなコーヒーを我慢しなくてもよくなるので、この記事を参考にしてもらえたらうれしいです♪