スキンケアは必要?化粧水は必要ない?シンプルな方法で素肌力をたもつことが美肌への本当の秘訣

「美肌になりたい!」全ての女性はそう願っていると思います。

そして、そのために欠かせないのがスキンケアですよね。

洗顔をして、化粧水、乳液をつけてマッサージ。
時々、美肌パックやエステなどもやって、うるおいのある健康な肌になるために頑張っていると思います。

しかし、スキンケアってそもそもどうして必要なのでしょう。

最近では、スキンケアをしないほうがお肌によい。なんて話しも聞きます。

 

今回は、なぜスキンケアの必要なのか?その理由についてお話します。

また、もともと肌に備わっている肌の力、”素肌力”についてもご紹介していきあす。

スキンケアって必要ないってホント?

スキンケアについて調べていると、

「化粧水はつけなくてもいい。」
「美容成分がお肌に浸透しないから意味がない。」
「自然治癒力をあげたほうがよい

など、スキンケアはやらないほうがお肌にいい。といった情報を目にすることがあります。

しかし、それらの情報を詳しくみていくと、ほとんどの記事は、スキンケアのやりすぎを否定している内容が多く、スキンケアを全くしなくていいと書いてはいないのです。

普通に生活していると、綺麗な女優さんやモデルさんをつかったCMや、ネットや雑誌での化粧品のレビューなどを目にする機会が多く、あれもこれもと購買意欲をそそられると思います。

しかし、スキンケアはやればやるだけ美肌になるわけではありません。

あくまでも、自分のお肌の状態や悩みにあったスキンケアをするとが美肌に繋がるのです。

 

スキンケアをやめて美肌になった方も当然世の中にはいます。

しかし、その方はもしかするとは間違ったスキンケアをしていたり、使っていた化粧品が肌にあっていなくて、それをやめたからお肌がよくなったのかもしれません。

「スキンケアをやめて美肌になった」という明確な理由はあってないようなもの。正しい部分もあれば間違っている部分もあり、その両方が存在するのです。

なので、”スキンケアが必要ない”という理論は、誰もが当てはまるわけではないことは覚えておきましょう。

化粧水って必要ないの?

洗顔のあとはまずは化粧水。

スキンケアの常識というくらい、女性にとってはあたりまえのことですよね。

しかし、最近はよく「化粧水って使わなくてもよい」といった本や記事を目にすることがあります。

「化粧水は肌の表面しかうるおさないので、これからはがれ落ちる古い角質層をうるおしてるのと同じ。もったいない」

「化粧水なんてほとんど水分でできていて美容成分は少ししかはいっていないし高すぎる」

など、さまざまな意見があります。

どの記事も、それなりの根拠や証拠などをあげて書いていますが、結論からいうと、これも、化粧水は必要な人には必要だし、必要ないひとには必要ない。ということです。

 ただ、こうした記事に心を動かされる方にかぎって、化粧水の役割をあまり理解していない方が多かったりします。

化粧水の役割とは?保湿不足でもいいの?

化粧水は、お肌を健やかに保つためにつかいます。

お肌の表面にある表皮や角質層に水分や美容成分(保湿成分)を与えることで、うるおいをもたせたり、肌を柔らかくしたり、引き締めやキメを整えてくれます。

そして、十分に化粧水でお肌が保湿されると、ただお肌にうるおいが戻るだけではなく、実は、美容成分がよりお肌の内側に染み込みやすくなる環境が整ういます。

化粧水のあとには、美容液、乳液、保湿クリームなど美容成分を含んだ化粧品をつかうのが一般的です。

それらの化粧品に配合されている美容成分は、ほとんどが水溶性(水に溶けやすい)のものなので、お肌が十分に水分で満たされているほど、その水分に溶け込んでお肌の奥へと成分がいきわたるのです。

化粧水は、「保湿」と、「美容液を染み込みやすくする環境つくり」の2つがい大きな役割があります。

 

ここで、ひとつ注意点!化粧水をつかうときは、必ずスキンケアのあとに乳液、もしくは保湿クリームで油分を補給してあげましょう。

化粧水は、ほとんどが水分でできているため、塗った直後はうるおいを感じますが、時間がたつと蒸発してしまいます。

その蒸発のとき、つけた化粧水だけが蒸発するだけならいいのですが、実は化粧水の水分と一緒にお肌の水分もつれていってしまうのです。

保湿するためにつけた化粧水が、さらに乾燥を加速させてしまうことになるので、蒸発を防ぐために油分を含んだ化粧品で覆ってあげましょう。

スキンケアが必要な理由は?肌質や悩みにあったスキンケアが大切

それでは、次にスキンケアが必要な理由について紹介していきます。

 

ほとんどの女性は外出するときは必ずメイクをしているのではないでしょうか。

ベースメイクからはじめり、アイラインやチークなど、本来人間のお肌にはつけなくてよいものでお肌をおおって1日を生活するわけです。

そうすると、お肌には必ず影響(ダメージ)があります。そして、更に毎日、洗顔料をつかって落とすわけなので、お肌には相当な負荷がかかっているわけです。

こうしたお肌に対する刺激は、もちろんお肌の状態を悪くします。

そしてダメージの積み重ねによる、シワやシミといったお肌の悩みにつながっていくのです。

こうした、本来、人間が生きていく上で受けることがなかったダメージを自分で与えているのに、ケアはしない。となると、老化のスピードは加速するだけなのです。

 

「早く老けたいですか?」

答えは全員”No”だと思います。

 

「スキンケアは必要なのか?」

私は、「自分で与えてしまったダメージの分くらいはスキンケアでカバーしてあげる方がお肌も喜ぶ」そう思っています。

なので、最低限のスキンケアは美しいお肌のためにやるべきです!

 

ただし、先ほどもいったように、スキンケアをなにも考えずに量をこなせばいいわけではありません。

今、自分はどんなお肌なのか。
抱えているお肌の悩みはなに?

といったように、今のお肌や悩みにあった必要最低限のスキンケアをおこなってください。

また、スキンケアというと化粧水や乳液、保湿パックなど肌の外からのアプローチを考える方が一般的です。

しかし、お肌をつくっているのは毎日の食事からとる栄養素です。なので、肌内部のアプローチも整えることも立派なスキンケアのひとつです。

スキンケアをシンプルにして本来の”素肌”を取り戻そう

スキンケアといわれても、スキンケアに関連することはものすごく多くあります。

洗顔、クレンジング、化粧水、乳液、保湿クリーム、パック、エステ、適度な運動、日焼け対策などきりがありません。

さらに、そのどれかひとつとっても、こだわればこだわるほどやることが多くなり、全部が中途半端になって続かないってことはよくあります。

 

そういった方は、スキンケアをとにかくシンプルしてみましょう。

スキンケアの3大目的は「清潔」「乾燥対策」「紫外線の防止」といわれています。

この3つだけをシンプルな方法で行う。ただそれだけでいいのです。

スキンケアはあくまでも補助的な役割とお考えください。

お肌には新しい肌をつくったり、外からの刺激から身を守ったりと生まれつき備わっている力があます。

その機能を、スキンケアによって促してあげることがスキンケアの役目なので、スキンケアが肌の機能をすべてカバーすることではないのです。

 

そこで、皆さんに知っておいてもらいたいのが、肌にもともと備わっている力って具体的にどういったものなの?

ということです。

どんな力があるのか分かっていれば、それを促すためのスキンケアは何だろうと自然に考えることができ始めます。

ここからは、本来のお肌の力についてご紹介していきます。

お肌の力その①「肌が生まれ変わる力」ターンオーバー

ターンオーバーとは?

肌にはターンオーバーという力が備わっています。

ターンオーバーとは、簡単に言えばお肌が生まれ変わる仕組みのことです。

お肌は常にお肌の内側で新しい細胞がつくられ、徐々に肌表面にむかってあがっていき、古くなった細胞は垢となってはがれ落ちています。

若いときのお肌が、なぜいつもぷるっぷるでみずみずしかったのかというと、新しい細胞ができてから垢となってはがれ落ちるまでの周期(ターンオーバーの周期)が早いからです。

紫外線や傷、メイクなどでダメージを受けても、すぐに新しいお肌がでてくるため、ぴちぴちのお肌が常に保たれているのです。

年齢によってターンオーバーの周期はどう変わるの?

ターンオーバーの周期は、年齢を重ねるとともに長くなっていきます。

20代のころは、28日だったのに対し、30代では40日、40代では45日、50代では20代の約2倍もかかるように…。

ターンオーバーが遅れると、うるおいもなく、紫外線(メラニン)によって黒ずんだ角質がお肌に残るため、ごわつき乾燥したシミのある肌となってしまいます。

また、ダメージのある肌がいつまでも残ることで、外からのダメージかた身を守る機能も低下しているため、紫外線はもちろん、最近深刻化している大気汚染の化学物質や花粉などのアレルギーの刺激も受けやすくなってしまいます。

自力でターンオーバーを高めることは可能?

ターンオーバーを高めるというよりは、ターンオーバーの進行を遅らせる、または正常な周期に近づける程度は十分に可能です。

ターンオーバーは細胞の循環なので、細胞の元となる栄養素を十分に取り入れることと、栄養素を身体全体に循環させることが大切です。

なので、まずはバランスのとれた食事に気をつけること。

お肌のもとになるタンパク質やお肌の生成を助けるビタミンなど、さまざまな栄養素を継続的にとることが大切です。

よく、お肌によいとされる食材だけを一時的に大量にとる方がいますが、全く効果はありません。常に均等な栄養素を長期間継続することが美肌をつくるためには必要なのです。

また、栄養素を循環させるためには、血流をよくすることが大切です。

適度な運動、入浴、マッサージなどが効果的です。

ターンオーバーは早ければ早いほうがいいの?

ターンオーバーが美しいお肌にとってとても大切な力なら、ターンオーバーをできるだけ早めたら美肌になれるの?と思ってしまいがちです。

しかし、ターンオーバーは早ければはやいほうがいいという訳ではありません。

ターンオーバーを無理に早めてしまうと、まだ表面にでるべきではない肌がでてしまい、本来守らなければいけない外からのダメージを防げず、かえって肌を悪くしてしまうことがあります。

食事や、適度な運動などをおこなって身体本来のちからでターンオーバーを早くしていくのは、細胞もちゃんと育った状態で表にでてくるので問題はありません。

しかし、今流行りのピーリングと呼ばれる古い角質を酸でとかして除去する方法や、ゴマージュスクラブをつかった角質ケアを頻繁におこなうなど、誤ったケアをしてしまうと危険です。

角質ケアはすこし繊細なので、正しい方法で注意しておこないましょう。

適度に角質ケアを取り入れて古い角質を除去しよう

30代をすぎていくと、溜まった古い角質が原因でカサカサしてくすんだ肌になりがちです。

自然なターンオーバーの周期に任せてもよいのですが、すこし踏み込んだケアをおこなうことでお肌の状態が断然よくなります。

理想は、古い角質だけ取り除くこと。つまり角質を取りすぎないことに注意しましょう。

これから代表的な角質ケアについて簡単に説明しますが、どれも毎日おこなうものではありません、

また頻度も週に1回やるかやらないか程度。それも、自分のお肌の状態にあわせたケアが大切です。

ピーリング

グリコール酸、サリチル酸、乳酸といったも酸をつかっておこなう角質ケアです。最近では石けんタイプのものが市販で売られているなど身近なものになっています。

皮膚にぬると、角質が酸の力で柔らかくなり除去できます。各商品やメーカーによって使用方法はことなるので、指定された手順に従っておこなうようにしましょう。

ゴマージュ

ゴマージュはフランス語で“優しくそぎ落とす”または“優しく擦り込む”という意味があるようです。

天然ハーブや植物の種や皮などが成分とし角質にすり込んで取り除く方法です。

天然の植物が持っている力をつかって優しく汚れや角質を落とす方法なので安心して使うことができます。

ゴマージュも製品によって使い方はことなります。また使っている成分が天然でも、角質を除去するものなのでやりすぎはNG。頻度もやり方も商品説明き記載されていつ手順は守るようにしましょう。

スクラブ

スクラブは、前に紹介したピーリングやゴマージュよりは聞いたことある方も多いのではないでしょうか。

スクラブはとても細かな粒子をつかった角質ケアです。細かな粒子と肌をこすり合わせることで、物理的に古い角質がはがれ落ちたりスクラブに吸着されたりします。

スクラブは基本的にはお肌につけたら優しく肌のうえを転がすようにくるくるとまわすようにして使います。角質が落ちやすいようにお肌を温めた状態でおこなうのも効果的です。

こちらも商品によって使い方は異なるため、手順にしたがって使用しましょう。

健康な細胞を育てるための抗酸化ケアも合わせて取り入れよう

古い角質を取り除くケアも必要だが、もう一つ合わせて取り入れてほしいのが、新しく健康な細胞をつくる働きを助ける抗酸化ケアです。

いくら古い角質を取り除けても、健康な細胞ができなかったら一向に綺麗なお肌は手に入らないです。

健康な細胞をつくるためには、健康な細胞をつくるときに邪魔をするものを排除しなくてはいけません。

その邪魔となる成分は、活性酸素と呼ばれる物質。

活性酸素は、タバコやアルコール、そしてお肌の大敵である紫外線によって発生します。

この活性酸素が細胞をサビさせて機能を狂わせたり、細胞の生成を手助けする酵素の働きを邪魔してしまいます。

この活性酸素によるダメージを肌に与えないようにするために、抗酸化ケアが必要になります。

抗酸化成分が配合された専用の美容液をつかう

抗酸化成分が配合されている美容液が各企業から発売されています。

抗酸化成分は、ビタミンA。ビタミンC、ビタミンEやポリフェノール、コエンザイムQ10、プラセンタなどが代表的なものです。

化粧水と乳液の間に、美容液で直接お肌につけてあげることで、活性酸素を抑制し肌のスムーズな生まれ変わりや修復をサポートしてくれます。

抗酸化力も年齢に従って低下するものなので、美容液をうまく使ってサポートしてあげましょう。

美容液なので、肌全体に使用するというよりは、気になる部分にピンポイントでつけてあげるのが理想的です。

活性酸素の発生の根本を防ぐ紫外線ケア

活性酸素が発生する最大の原因が紫外線です。紫外線はとにかく肌にとって大敵なので、日焼け止めを塗る、日傘をさしたりして物理的にブロックしてしまうことが効果的です。

また、最近では日焼け止めに抗酸化成分が入っているものがあります。

紫外線をブロックできるとともに、活性酸素を抑制できるのでおすすめです。

抗酸化成分を含む食事で内側から抗酸化ケア

抗酸化成分を含む食材を積極的にとって、身体の内側から抗酸化ケアをすることもできます。

トマトのリコピンや鮭のアスタキサンチン、緑茶のカテキンなどは抗酸化成分として優秀です。

さらに、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを多く含む野菜やスルーつなども積極的に摂りましょう。

また、食べ物の中でもすでに酸化したものは活性酸素の原因となるので食べないようにすることが望ましいとされてます。

ポテトチップスや揚げ物は脂質を多く含み、肌だけではなく健康も害します。

しかし、油分も身体にとっては必要な栄養素なので、できれば亜麻仁油(アマニ油)やエゴマ油など身体によいとされる油をとるようにしましょう。

お肌の力その②「肌の潤いを守る力」バリア機能

お肌のバリア機能とは?

お肌には、外からの刺激から身を守るバリア機能があります。また、このバリア機能は肌の内側の水分を外へ逃がさない働きも同時にしてくれています

 バリア機能は、肌表面をおおう皮脂膜と、その下の表皮(そのなかの角質層)によって成り立っています。

皮脂膜は、皮脂と汗でできた層です。皮脂と聞くとギトギトして洗い流したい気持ちになるかもしれません。

しかし、この皮脂膜は天然の保湿クリームとよばれるほど、肌の水分を保つためになくてはならないもの。

皮脂膜がなくなると、その下の角質層から水分が蒸発してしまいすぐに肌が乾燥してしまうのです。

よく、洗顔後に顔がつっぱるといった減少が起こるのも、洗顔によって皮脂膜が洗い流されて角質層が急激に乾燥されるからです。

皮脂膜を洗いすぎないように優しく洗顔することがうるおいある肌を守るための基本です。

また、角質層内のNMF(天然保湿因子)角質細胞間脂質と呼ばれる成分も、バリア機能には欠かせないものです。

バリア機能はお肌の水分量によって大きく変わってきまます。

肌の水分量が十分なときは、お肌に隙間がなく外からの異物をブロックできます。

しかし、水分がなくなると肌には隙間ができてしまうため、その間から紫外線や細菌、花粉や最近話題のPM2.5といった化学物質などが入り込んでしまうのです。

異物が入ったお肌は、それに対抗しようと紫外線にはメラニンを生成したり、アレルギー反応を起こし肌の外へ異物を出そうとします。

これがシミや肌荒れの大きな原因です。

つまり。バリア機能を正常に保つためには、肌を水分で常に満たした状態でないといけません。

そこで、重要になってくるのがNMFと角質細胞間脂質です。

NMFは親水性(水分を吸着しやすい)成分でできており、水分を角質に留めておく性質があります。

角質細胞間脂質は、油分でできており主な成分はセラミドです。角質内では、セラミドで水分をサンドイッチするように挟み込んで水分の蒸発を防いでいるのです。

バリア機能を低下させる原因は?

バリア機能を低下させる大きな原因は「乾燥」です。

先ほども少しお話したように、お肌のバリア機能は肌の水分量によって変わってきます。

お肌がうるおっているとバリア機能は正常にはたらきますが、乾燥するとバリア機能は低下します。

お肌の乾燥は加齢により水分量や皮脂量が低下することが原因です。

しかし、洗顔のときの皮脂膜の荒いすぎ、紫外線によるダメージなど加齢以外でも大きな原因は多くあります。

バリア機能が正常な肌は、乾燥していない肌です。スキンケアの中でも、特に「保湿」は優先順位を高くして徹底的におこないましょう。

NMF(天然保湿因子)や角質間細胞脂質は外から補給できるの?

NMFや角質細胞脂質は、身体の外側、もしくは内側から補給することが可能です。

NMFや角質細胞脂質も、加齢や間違ったスキンケア、ヒドイ乾燥肌などで少しずつ減少していくものです。

NMFや角質細胞脂質も、体内で作られるものなので、NMFの主成分であるアミノ酸や、角質細胞脂質の主成分であるセラミドなどを食事からカバーすることで、体内の生成をサポートできます。

また、近年では技術開発がすすみ、保湿成分でをナノ化して化粧水や乳液、保湿クリームなどの配合している商品もあります。

こうした商品を使うことにより、肌の外からもNMFやセラミドを補給でき、水分で十分にみたされた肌が戻り肌のバリア機能を正常にすることが可能です。

バリア機能を保つための正しい保湿ケアを取り入れよう

バリア機能の敵は乾燥です。その為、やらなければいけないのは「保湿」です。

保湿とは具体的には「水分を補う」「細胞間脂質を補う」「油分でフタをする」を目的において行うとよいとされています。

基本的な保湿の順番は下を参考にしてください。

  1. 化粧水
  2. 美容液
  3. 乳液または保湿クリーム
  4. 紫外線ケア(日中のみ)

 

ときどき、1.の化粧水だけで保湿を終わる方が多いのですが、化粧水だけ肌につけたとしても、つけた瞬間だけ潤いますが、時間が経てば蒸発するだけです。

保湿で大切なのは、水分と油分のバランスです。

水分だけ多くても、油分だけ多くてもだめ。どちらも均等につけてあげるだけで十分なのです。

この記事の初めのほうにお伝えしましたが。スキンケアは肌本来の力を補助するためもの。スキンケアですべてを補うわけではありません。

適度な水分補給と油分の補給だけで、あとは肌本来の力が勝手に保湿してくれます。自分のお肌の力を信じて、スキンケアに頼りすぎないようにしましょう。

まとめ

今回は、スキンケアの必要性についてお伝えしてきました。

スキンケアは肌に悪い!という考えももちろんありますが、正直なところスキンケアが必要か必要ないかは人それぞれな部分があります。

また、スキンケア全てがお肌を悪くするなんてことはもちろんありません。

あくまでも、過度なスキンケアや間違ったスキンケアがお肌に悪いだけで、あなたのお肌や悩みにあったスキンケアは美肌にぐっと近づけてくれうものです。

そのためにも、本来の肌にはどういった力があるのか。その力を引き出すためのスキンケアはどういったものなのか。を知っておく必要があるのです。

この記事で、本来の肌の力をご理解いただけたとおもうので、今後のスキンケアに是非お役立てください。

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